Disney Adagio

東京ディズニーリゾートのBGM好きの管理人が気まぐれに綴る記録。最近は照明に浮気気味。

【日中バージョン】トランジットスチーマーライン1周コースアナウンス文字起こし


夜バージョンはこちら
disney-adagio.hatenablog.com


出港前

航行中の案内はマリントランジットサービスの無線放送でお届けします。

アメリカンウォーターフロント出港時

みなさん、こんにちは。

このコースは私、ケリー・クルーズがご案内します。
船でめぐる東京ディズニーシーの旅、どうぞお楽しみください。


ケープコッド

右に見えるのは、ニューヨークの北東部、ニューイングランド地方にあるケープコッドです。
ここでは、1年を通して様々な種類の海産物の漁をしています。


ポートディスカバリー

前方に広がるのは、時空を超えた未来のマリーナ、ポートディスカバリー
ここには、海洋生物研究所があって多くの人に海を大切にしてほしいという想いから、シーライダーという名前の特殊な潜水艇を開発したんです。
みなさんも、ぜひ乗ってみてください。

パターンA
(通信の傍受)
「こちら、ミッションコントロール。シーライダーによる海底探索の調査状況をレポートしてください。」
「前回の探索では、海流で移動中のウミガメの生態を詳細に記録したとの報告が入っています。」
「その記録をこちらにも送信しておいてください。」
「ラジャー」
パターンAここまで

パターンB
「現場クルーからミッションコントロール。各海域でクラゲが大量発生しているとの報告が入っています。」
「シーライダーの海底探索に影響がないか確認してください」
「了解しました」
パターンBここまで

ロストリバーデルタ

これから、中央アメリカのジャングル、ロストリバーデルタに入っていきます。ここにはいわくつきのピラミッドがあり、世界各地で話題にのぼっています。ロストリバーデルタのジャングルには危険がいっぱいです。
みなさん、訪れる際には、十分気をつけてくださいね。

パターンA
(ラジオ)
通信によりますと、ロストリバーデルタのジャングルに世界中から続々と、観光客が集まっています。
クリスタルスカルの神殿の中に、若さの泉が隠されているという噂は、本当なのでしょうか。

クリスタルスカルの怒りを買うと、命を落とすと言われているのに。欲に目がくらんだのね。
では、アディオス アミーゴス。
パターンAここまで

パターンB
(ラジオ)
セニョール、セニョリータ。
このニュースはお聞き逃しのないように。
かの有名な、アメリカ人考古学者、インディアナ・ジョーンズ博士が中央アメリカのジャングルで発見した神殿に関する最新情報です。
ジョーンズ博士が発見した神殿は、何百年もの間、人々が探し求めていた若さの泉の神殿である可能性が強まっています。今後の展開に注目が集まることでしょう。
パターンBここまで

あー、あー、聴こえてるかな。
オラ アミーゴス。私はパコ。

クリスタルスカルの魔宮、こいつは人生最大の冒険になること間違いないよ。歩いて行くつもりですか。ノー。お金があるなら
パコのスーパーデラックス魔宮ツアーがおすすめ。若さの泉まで一っ飛び。アディオス アミーゴス。

アラビアンコースト

さあ、千夜一夜物語の舞台を思わせる、アラビアンコーストにやってきました。この世界は、神秘と魔法のアラベスク。ここには、幾何学模様のデザインが美しいサルタン王の壮大な宮殿や、行き交う人々で賑わう市場があります。
もしかしたら、陽気で友達思いのランプの魔神、ジーニーとばったり出会えるかもしれませんね。

マーメイドラグーン

ここはマーメイドラグーン。人間はかつて、人魚たちの世界に入ることはできませんでしたが、トリトン王の計らいで、人間と海の生き物たちが一緒に楽しめる海底の世界として、マーメイドラグーンが作られたと言われています。みなさんもぜひ訪れてみてくださいね。



ミステリアスアイランド

まもなく、ミステリアスアイランドに入ります。ここでは、謎の天才科学者、ネモ船長の指揮の下、クルーたちが地底や海底の調査を行っているんです。右側にノーチラス号という不思議な形の潜水艦が見えてきます。
ネモ船長はそれに乗って、海底を何万マイルも旅したと言われています。すごいですね。

パターンA
(通信傍受)
クルー「船長、この付近の探索を続行しますか。」
ネモ船長「もちろん、幾度となく探索している海域だが、きっと見落としていることが何かあるに違いない。」
クルー「イエッサー 潜水艇の進行コースを維持します。」

パターンB
(通信傍受)
クルー「船長、ダイバーが海から持ち帰ったものを船長に調べていただきたいのですが」
ネモ船長「(聴き取れず)」
クルー「(聴き取れず)」
ネモ船長「よろしい。すぐに研究室まで運んでくれたまえ」

メディテレーニアンハーバー

前方に広がるのは、メディテレーニアンハーバー南ヨーロッパの美しい街並みがとても魅力的な港町です。
右にあるのは、エクスプローラーズランディング。勇敢な探検家たちが、あたらしい世界を目指して次々と海を渡った大航海時代の港です。
停泊しているガリオン船は、当時の人々の冒険心と熱意を感じさせますよね。

建物が立ち並ぶユニークな橋、ポンテヴェッキオをくぐると、アメリカンウォーターフロントのニューヨークです。


アメリカンウォーターフロント

左に見えてきたのは、ニューヨークでもひときわ目を引く、ホテルハイタワー。
ニューヨーク市保存協会が見学ツアーを行っているので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。


さて、みなさん。
東京ディズニーシーをめぐる船旅、お楽しみいただけましたか。
ご案内は、ケリー・クルーズでした。